12.夏服 最後の日
作詞:松井五郎
作曲:杉山清貴
夏服 最後の日汚れた船が眠った桟橋
なじみのBARも 店を閉めるよ
こんなに好きな YOKOHAMAなのにね
そばにいたいと 君は泣いた
潮風の匂いがする
古着を着て 海を見てた 季節が終わる
愛を抱きしめても
愛に傷ついて
ふたりは想い出から
遠ざかるのさ
せめて微笑みだけ
ぼくにくれないか夏服最後の日だから
工場跡の星屑 まぎれて
きりがないほど KISSをした夜
ノイズだらけの ラジオのBALLAD
いまでは誰も もう聴かない
なにも変わらないと
信じたのは決して嘘じゃなかったけれど
どんな夏を過ぎて どんな夢を見て
心はさみしさまで 許せるのだろう
今夜ふりむくのは 一度きりでいい
なにもかも幻だから
失うものばかりが まぶしい
海の色に瞳を閉じる
愛を抱きしめても
愛に傷ついて
ふたりは想い出から 遠ざかるけど
せめて微笑みだけ ぼくにくれないか
夏服最後の日を 忘れたくない
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